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ひとりも見捨てへん教育 視察 1月25日・26日
みんなの学校 大空小学校(大阪市住吉区)
茨木市教育委員会学力アップ事業 
 

25日、大空小学校視察
 映画に登場された木村泰子校長先生は定年退職され、新任の市場達郎先生が校長になっておられました。まず、学校の概要を伺い、その後、自由に授業の様子を参観しました。
 児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人も一緒になって、誰もが通い続けることができる学校を作られてきたと映画の中で紹介されています。
 特別支援教室は作られておらず障害児も普通教室で机を並べていました。授業風景から「みんながつくる みんなの学校 大空小」をスローガンに、先生方がチームワークよく子ども達を主役にして育んでおられることが、のびのびした子ども達の様子や明るい先生方の表情から伝わってきました。子ども達はとても人なつっこくすぐ話しかけてきて自己紹介してくれました。
 大阪市では学校選択制が行われており、評判を聞きつけ厳しい状況の児童も多く通ってきており、約260名ほどの児童数のうち特別支援の必要な子どもも50人を超えているということです。特別な教員配置枠はないということで先生方のご苦労は多そうですが、不登校はいないということでした。「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」という理念のもと、チーム力で取り組んでいる大空小学校に教育の役割の原点を見る思いがしました。

26日 茨木市教育委員会「学力アップ事業」視察
 次に、著書「一人も見捨てへん教育」として紹介されている「茨木っ子プラン22〜ステップアッププラン25〜ジャンプアッププラン28」を視察しました。
 H20年からのこの取り組みによって茨木市では小中学校共に全国学力テストの成績が向上しており、特に学力低位層の向上が大きくなっています。
 学力向上を次の3つの視点からとらえ取り組まれていました。
@持続可能な学力向上を目指す。単年度の全国平均や他校と比べても意味がない
A平均正答率ではなく学力分布に着目し、学力低位層の学力保障、学力上位層の学力向上を目指す
B学力を支えている力として4つの力(ゆめの力、自分力、つながり力、学び力)を設定して、その推移を学力調査から分析、伸ばしていく
 各学校もその分析を活用して取り組むことを支援し、学校の取り組みを支えるのが教育委員会の役割であるとして、成果が出ない学校には支援を厚くしてきたそうです。学力向上担当者を通して施策の理解を図り、学校に短絡的に点数アップを求めたりはしないと話されました。
 現在、3年ごとのプランの3期目にあたり、財源もしっかり確保され、成果があがっています。
 ジャンプアッププラン28では、体力向上も目指されるなど28の事業に取り組まれ、子ども達に生きる力を育む取り組みが行われていてました。
 
 2007年から実施され課題もすでに明らかになってきて、過度の点数競争にも繋がってしまっている全国学力学習調査を、毎年何十億円もかけて悉皆でやることには疑問がありますが、それを子ども一人ひとりを育てるための資料として活用しておられる茨木市教育委員会の取り組みは、地元地教委でも大いに参考にしてほしいと思いました。

  市場校長先生
  のびのび学ぶ教室の風景
  大空小学校外観
説明いただいた
教育委員会 学校教育部小川次長
茨木市庁舎前で